
※輸出手続き(B/L)が遅れたこともありますが、最近は半年程度かかることが多いようです。
今までプロデュアのマイビィを新車で購入して利用していましたので、
マレーシアで比較的安価な車種で
・現地で新車購入[税金を負担して購入、MM2Hプログラム利用の両方]
・MM2Hプログラムを利用して輸入
のメリットデメリットを比較し、
・マイビィとフィットを比較した個人的印象
などをまとめました。
結論としては、手間と時間、費用がかかりましたがそれなりに満足しています。

現地で新車購入[税金を負担して購入]
【メリット】
・それほど待たなくても購入できます。
ビザ取得前でも信頼できるエージェントに購入を依頼することもできまし、
購入代金をシティバンクや海外送金を取り扱う銀行、エルドリッチリンチなどから
直接ディーラーの口座に米ドルや円で送金できます。
・ディーラーでメンテナンスを受けられる。
(プロデュアは初期点検で1回200RM程度の有料)
【デメリット】
・国産メーカーの経年劣化は早いように感じます。
(最近の生産車の評価はこれからです。)
・日本と比べて安価な車種が限られています。
安価な例 マイビィ(ダイハツに同じモデル) 140万円程度 買い物だけならVIVAでもよい?
割高な例
トヨタ ヴィオス
ホンダ フィット(現地名JAZZ) フィットアリア:セダン(現地名CITY)
その他、ベンツだけでなく欧州車も見かけます。
現地で新車購入[MM2Hプログラムを利用]
【メリット】
・安価に購入できる。
【デメリット】
・手に入るまで6ヶ月程度かかるようです。
マイカー輸入
【メリット】
・日本で販売されている気に入った車種、乗り慣れたマイカーを運転できる。
※新車は6ヶ月以降しか輸出できません。
※※マレーシアではプライバシーガラスの制限があります。
【デメリット】
・輸送費がかかる。
地方都市に住んでいたので、
1.港までの陸送費、コンテナ利用などを含めて日本側で約26万円程度
2.マレーシア側での登録などで18万円程度
がかかりました。
・輸出手続きからマレーシアで運転できるまでほぼ6ヶ月かかりました。
・メンテナンスは自己責任
(エネオスには日本人スタッフがいてマレーシアで販売している日本車なら
メンテナンスに必要なものをのディーラーから取り寄せてくれます。)
暑さを防ぐためのコーティング(熱遮断率や防犯高価などにより400RM〜2100RM)、
防犯装置(アラームやハンドルロック装置)は必要でしょう。
マイビィとフィット 個人的な比較
日本で販売されているフィットとマレーシアのマイビィは同程度の価格ですが、
実際に生活で利用するとけっこう違うものです。
【マイビィ】
メリット
・後席が広い
デメリット
・トランクが狭い
・高速安定性が日本車に劣る
・燃費が日本車に劣る 街中10−12km/L 高速[80‐100km/h]15km/L?
(フィット 街中15−16km/L 高速[80‐100km/h]20km/L)
【フィット】
マイビィと逆で、車に不慣れな妻が、
「フィットの方が安定してスムーズに動くね。」
と感じるほどの違いがあります。
燃費が良いのは最近日本の小型車でよく使われる継ぎ目のない変速機(CVT)のためのようです。
しかし、サスペンションはマレーシア独特の?ハンプには弱いかもしれません。
フィットと同じJAZZをマレーシアで購入すると300万円程度します。
フィットのセダンなら日本とは逆に少し安くなります。→ CITY
セダンは相当広いと感じるトランクがありますが、
個人的には後席に乗ると後ろからの日差しがきついのでJAZZがお勧めです。
中古車として売却について
[税金を払ったマイビィ]
もともと中古車価格が下がりにくい上に、
マレーシアでもガソリンが値上がりしたため
燃費のよいマイビィの中古車価格は高いようです。
[輸入したフィット]
売却すると関税が請求されますので、
・こちらで乗りつぶす
・親しい人に名義は変更せずに譲る
ことを考えています。
[ご注意!]
日本で新車を買って輸入できるのは6ヶ月経過後になります。
また、
・最新モデルではなく初期不良が出終ったころのモデル
・オートエアコン装備
(年中夏のマレーシアではマニュアルエアコンの調整が面倒)
をお勧めします。